2015年03月21日

集英社「戦争×文学」

月イチ更新となっていますね。すいません。

以前から気になっていた、集英社の文学コレクション「戦争×文学」(せんそうとぶんがく)を
図書館で借りてきました。本来なら購入すべきものですが、全20巻+案内本、1冊3600円と
なると簡単には手が出ません。とりあえずベトナム戦争編と案内本を借りてきました。




http://www.shueisha.co.jp/war-lite/top.html

現代編、近代編、地域編、テーマ編の4つから構成されており、それぞれ5巻づつ。
有名な作家のものから現在では名前が埋もれてしまったような方までよくもまあ、
見つけてきたよなー。という文章が詰まっています。正直、グーグルで検索しても
出てこないような方もいるんですよ。

そして、案内本の内容も凄まじい。年表が入っているんですが、明治26年から
昭和64年までの戦争に係る小説、随筆を集めた年表。調べも調べたり。凄い。

次に戦争が作品の根底に影響を与えている長編小説リスト。直接戦争を描いて
いない作品も多いけど読むべき名作ぞろい。

「戦争と文学の150年」という論評では日本SFまで評価の対象とし、「戦闘妖精・雪風」の
ような定番から「無責任艦長タイラー」「フルメタルパニック!」まで掲載しています。





で、こういうモノを見ると、どうしても「頭のネジが左巻きの人が編集した本」を
想像してしまいます。しかじ御心配は無用。編集委員筆頭は浅田次郎大兄。

幕末のアウトローと中国の歴史の作家と見られがちですが、実は軍事関係にも
造詣が深い方。市ヶ谷第32普連のOBでもあります。この方が関われば
ニュートラルな編集方針であることは明白。たとえば、各巻には漢字一文字で
テーマを掲げているのですが、満州編は「儚」。左巻きの人はこんな文字を
絶対に充てませんよ。

空間と予算の都合もあるでしょうから全巻購入を勧めがたいですが、、案内本だけ
でも購入してみて下さい。面白いですよ!


では、今回のようつべ。PVじゃないものを貼る。



ドラマ「坂の上の雲」より203高地攻略の回。映画版は史実と違って黒い
軍服だったんですよね。






  


Posted by トヨ  at 16:07Comments(0)購入物・書籍など