2010年05月05日
フランス外人部隊の本
ナム戦→インドシナ戦争の流れでこっそりフランス外人部隊モノにも手を出している自分です。
でも軍装品紹介が出来るほどモノがないので、今回は「外人部隊に関する書籍」の紹介をします。といっても歴史書を含めるとキリがないので、今回は「日本人隊員に関するもの」というくくりで。インチキグリーンベレー先生の本は割愛いたしますwww
また、評価欄は偏見が入っています。あまり参考になりませんのでご注意。
「外人部隊」(S・マレー)
いきなり日本人関係ないじゃんかよ!とか言われそうですがとりあえず最初に読んで欲しい本。アルジェリアのクーデター描写が素晴らしいです。(評価:基本として読むべき ☆3)
「外人部隊」(高木健一)
日本人隊員が執筆した本としては最初の本だと思います。S・マレーと同じ2REPに所属されていました。この本の中で「同僚の日本人隊員が取材されて、とんでもねえ酷い書かれ方をした」というくだりが出てくるのですが・・・(評価:文体がとにかく洗練されています ☆4)
「青春のブラックホール」(出口富美子)
これがその本。いやー、この本が講談社から出たというのが理解できません。冒頭の写真は取材対象の隊員よりも自分自身の家族写真の方が大きいし、後書きは自分の近況ばかり(取材にかまけていて家事をおろそかにしていたら離婚された、という内容。本の趣旨と全然関係無し)。自己顕示欲のカタマリみたいな内容です。このボンクラ執筆者は今ナニをしているんだろうと検索してみたら「沖縄で平和活動としてシーサーを作っている」とのこと。ああ・・・・。(評価:とにかく最悪の本 ☆マイナス3000)
「わが青春の外人部隊」(小日向健)
この方、銃刀法違反で逮捕されちゃいましたね・・・。(評価:記憶にあまり残らない・・・☆2)
「父から外人部隊の息子へ」(駒村吉重)
隊員が自ら書いた本ではなく、隊員とその家族に取材したという点では「青春のブラックホール」と同じですが、2億倍くらいマシでとても良い内容です。
ただ、外人部隊に入隊した息子は手紙の中で親父の生き様を批判するんですが、その手紙の末に必ず「○○と××を送ってください」と批難した手を返して途端におねだりしているのがとっっても微妙でした。なんだそれ。(評価:外人部隊の本というより父と子の本。☆2)
「外人部隊の日本兵」(宮下洋一)
各部隊の日本人に取材。とても良い内容です。あまりにもバランスよく書かれているので破綻が無く、逆にこういう紹介記事を書いているとツっ込みどころが無くてツラいですwww (評価:ルポとして質量1番 ☆4)
「フランス外人部隊のすべて」(古屋三春 ビトウマモル)
いまのところ日本で出版された外人部隊の本としては質量ともに最強じゃないでしょうか。日本人隊員による座談会がぶっちゃけすぎていて面白いですwww(評価:ビトウさんは通販専門店をやってました ☆5)
以下どーでもいい番外編。
「女外人部隊サハラ」(小池一雄(一夫) 平野仁)
小池センセが書いたンだから面白いよなッ!と小池文体で書きたいところですが、実は読んでいません。
ただこの表紙にある女兵士のシルエットをガラス窓に貼った「沙婆裸」って喫茶店が新宿にあるんだよな。入ったことないけど。
サムズのオサム社長など、年輩コレクターが外人部隊の話をすると必ず引き合いに出す「カスバの女」。作詞された方はジャン・ギャバンの映画からイメージを頂いたのではないかと思っていましたが、正解でした。
http://www.asahi.com/shopping/tabibito/TKY201004080257.html
ちなみにジャン・ギャバンは後年の「霧の波止場」で元外人部隊兵を演じています。
でも軍装品紹介が出来るほどモノがないので、今回は「外人部隊に関する書籍」の紹介をします。といっても歴史書を含めるとキリがないので、今回は「日本人隊員に関するもの」というくくりで。インチキグリーンベレー先生の本は割愛いたしますwww
また、評価欄は偏見が入っています。あまり参考になりませんのでご注意。
「外人部隊」(S・マレー)
いきなり日本人関係ないじゃんかよ!とか言われそうですがとりあえず最初に読んで欲しい本。アルジェリアのクーデター描写が素晴らしいです。(評価:基本として読むべき ☆3)
「外人部隊」(高木健一)
日本人隊員が執筆した本としては最初の本だと思います。S・マレーと同じ2REPに所属されていました。この本の中で「同僚の日本人隊員が取材されて、とんでもねえ酷い書かれ方をした」というくだりが出てくるのですが・・・(評価:文体がとにかく洗練されています ☆4)
「青春のブラックホール」(出口富美子)
これがその本。いやー、この本が講談社から出たというのが理解できません。冒頭の写真は取材対象の隊員よりも自分自身の家族写真の方が大きいし、後書きは自分の近況ばかり(取材にかまけていて家事をおろそかにしていたら離婚された、という内容。本の趣旨と全然関係無し)。自己顕示欲のカタマリみたいな内容です。この
「わが青春の外人部隊」(小日向健)
この方、銃刀法違反で逮捕されちゃいましたね・・・。(評価:記憶にあまり残らない・・・☆2)
「父から外人部隊の息子へ」(駒村吉重)
隊員が自ら書いた本ではなく、隊員とその家族に取材したという点では「青春のブラックホール」と同じですが、2億倍くらいマシでとても良い内容です。
ただ、外人部隊に入隊した息子は手紙の中で親父の生き様を批判するんですが、その手紙の末に必ず「○○と××を送ってください」と批難した手を返して途端におねだりしているのがとっっても微妙でした。なんだそれ。(評価:外人部隊の本というより父と子の本。☆2)
「外人部隊の日本兵」(宮下洋一)
各部隊の日本人に取材。とても良い内容です。あまりにもバランスよく書かれているので破綻が無く、逆にこういう紹介記事を書いているとツっ込みどころが無くてツラいですwww (評価:ルポとして質量1番 ☆4)
「フランス外人部隊のすべて」(古屋三春 ビトウマモル)
いまのところ日本で出版された外人部隊の本としては質量ともに最強じゃないでしょうか。日本人隊員による座談会がぶっちゃけすぎていて面白いですwww(評価:ビトウさんは通販専門店をやってました ☆5)
以下どーでもいい番外編。
「女外人部隊サハラ」(小池一雄(一夫) 平野仁)
小池センセが書いたンだから面白いよなッ!と小池文体で書きたいところですが、実は読んでいません。
ただこの表紙にある女兵士のシルエットをガラス窓に貼った「沙婆裸」って喫茶店が新宿にあるんだよな。入ったことないけど。
サムズのオサム社長など、年輩コレクターが外人部隊の話をすると必ず引き合いに出す「カスバの女」。作詞された方はジャン・ギャバンの映画からイメージを頂いたのではないかと思っていましたが、正解でした。
http://www.asahi.com/shopping/tabibito/TKY201004080257.html
ちなみにジャン・ギャバンは後年の「霧の波止場」で元外人部隊兵を演じています。
タグ :購入物
沖縄でスーベニアハットを作ってみました
ローデシア軍迷彩ジャケットをプチ補修
PRC77で開局の道(4/4)
PRC77で開局の道(3/4)
PRC77で開局の道(2/4)
PRC77で開局の道(1/4)
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どうせ読むなら「夜明けのマッキー」のほうがいいですよ
はじめまして!
なるほど、ポルトガルのお話なんですね。ありがとうございます。「夜明けのマッキー」は読みましたが、なんとなくあちらはイメージがローデシアです(実際にはマイク・ホア大佐の部隊がモデルだとは思いますが)。
>イサカさん
・・・・・すいません、本気で存在を忘れていましたwww